OCGゴリラ界に激震!コングレードを使いこなせ!
『礫岩の霊長-コングレード』というカードが発表されました。
いよいよ、来月❗️【7/13(土)発売 CHAOS IMPACT(カオス・インパクト)】に✨『礫岩の霊長-コングレード』✨が収録❗️商品HPはこちら👉https://t.co/yf8LRxGOMJ#遊戯王 #VRAINS pic.twitter.com/cAXIUihrTq
— 【公式】遊戯王OCG (@YuGiOh_OCG_INFO) 2019年6月10日
まず注目すべきは、「十二獣ハマーコング」以来のゴリラ新規であること。
この遊戯王OCGというカードゲーム、魔法や罠のイラストでちょいちょい「怒れる類人猿」や「スクラップ・コング」を使う癖にゴリラを全然出さないことで有名です。
その少なさたるや「ゴリラ」モンスターは「怒れる類人猿」1体しかおらず、「コング」モンスターも今回のコングレードを含めて僅かに5体という体たらく。
ここにゴリラの名前はついてないもののどう見てもゴリラ純度100%の「剣闘獣エセダリ」、海外名ではgorillaの名前がつく「勇炎星-エンショウ」を足しても総数は8。*1。今年20周年を迎える長寿カードゲームのゴリラ総数とはとても信じられない少なさを誇ります。そんなもん誇るな。
まあゴリラの話はこれくらいにして、ゴリラの話に戻します。
このカードの特殊召喚条件は相手の手札かデッキからモンスターが墓地に送られるなら何でもいいので、見た目以上に条件が緩いカードです。
ざっと挙げるだけでも
・手札誘発各種(G、うららなど
・墓地肥やし(おろ埋、終末の騎士など
・手札から素材にする(融合召喚など
・手札リリース(儀式召喚など
・手札コスト(モンスターのみ
・手札から破壊(モンスターのみ
・デッキ破壊(モンスターのみ
・ハンデス(モンスターのみ
というように、これからの遊戯王では様々な行動がゴリラ出現の狼煙と化すことになりました。「相手のカードの効果で」とは書かれておらず、こちらが相手の手札やデッキのモンスターを落としても条件を満たせるため能動的な使い方も可能なのが偉いですね。
効果としてはゴリラのシャイな一面を裏守備での特殊召喚というテキストによって巧みに再現されており、自分ターンに出せたとしてもエクシーズやリンクの素材には使いづらいです。
代わりに3000/2000という高いステータスと、リバースした時に場のカードを2枚まで破壊するというジャングル チカラ スベテみたいな効果を持っています。
2枚「まで」なので、場が相手のカード1枚と自身のみ!みたいな状態でも自壊しないという、遊戯王界のゴリラのイメージを覆す新時代のゴリラと言えるでしょう。
あと、ついでに『御影志士』というカードも発表されました。
いよいよ、来月❗️【7/13(土)発売 CHAOS IMPACT(カオス・インパクト)】に✨『御影志士』✨が収録❗️商品HPはこちら👉https://t.co/yf8LRxGOMJ#遊戯王 #VRAINS pic.twitter.com/m43j27eXyR
— 【公式】遊戯王OCG (@YuGiOh_OCG_INFO) 2019年6月10日
レベル制限なく岩石族をサーチ出来るという優秀な効果を持っています。特に『ブロックドラゴン』へのアクセス手段が増えたのは極めて大きいでしょう。自身も地属性なのでブロドラのコストにできるのも嬉しいポイント。
しかし、こいつを出すのに大体は召喚権を使ってるであろうことを考慮すると、やはり手札に持ってくるのは特殊召喚可能な岩石族がいいですね。その点においてもブロドラは優秀ですが……ん?手札から特殊召喚できる岩石族……?
いよいよ、来月❗️【7/13(土)発売 CHAOS IMPACT(カオス・インパクト)】に✨『礫岩の霊長-コングレード』✨が収録❗️商品HPはこちら👉https://t.co/yf8LRxGOMJ#遊戯王 #VRAINS pic.twitter.com/cAXIUihrTq
— 【公式】遊戯王OCG (@YuGiOh_OCG_INFO) 2019年6月10日
お、いいのがいるじゃん!
というわけで、今回はこの『礫岩の霊長-コングレード』と相性のいいカードを挙げていこうと思います。
使いやすいゴリラ・サーチ
御影志士
上記の通り。レベル4が2体並ぶだけでゴリラを準備できる画期的なカード。
ブロックドラゴン
レベル8なのでサーチ範囲。出したこいつを適当にリンクに巻き込むだけでゴリラを準備できます。
使いやすいゴリラ・サルベージ
ミセス・レディエント
ゴリラを素材にして出せ、ゴリラのステータスを上昇させることが出来、破壊されるとゴリラを回収することが出来ます。多分ゴリラのペットですね。
使いやすいゴリラ・サポート
怒気土器
ゴリラをデッキから出現させることが出来ます。状況に応じて攻撃表示と裏守備の好きなほうのゴリラを選べるのは嬉しいところ。
マグネット・リバース
墓地や異次元からゴリラを出現させ奇襲をかけることが出来ます。フリーチェーンで出現するゴリラの3000パンチで敵を粉砕しましょう。
ハンデスカード各種
能動的なゴリラ出現を狙えるカード。扱いやすいものとしては『マインドクラッシュ』あたりが有力でしょう。マインドをクラッシュした後はゴリラの効果でフィールドをクラッシュし、ゴリラパンチでライフをクラッシュしてやりたい所。
デッキデスでもいいですがモンスターを確実に落とせるカードがあまりないのに加えて汎用性にも欠け気味なので、ゴリラのためにデッキデスを使うというよりはデッキ破壊を行えるデッキにゴリラが出張する形になると思われます。
表示形式を変更するカード各種
裏守備で待機しているゴリラをアバレさせることが出来ます。そんなに優れたものが多いわけでもないですが、『カオス・インフィニティ』みたいな結構楽しそうなのもちらほら。
また、『古の森』は自分ターンに起動が出来るし森という名前的にもゴリラアドがあります。適応中は殴ると自壊するようになるので、自壊するタイプのゴリラにも配慮されていますね。
使いやすいゴリラ・番外
岩石コアキメイル各種
本体が優秀な他、エンドフェイズのコストにゴリラをチラ見せすることで相手にゴリラプレッシャーをかけることができます。
抹殺の指名者
専門家の間で来たるべき最終戦争、ゴリラグナロクの鍵となるゴリラミラーを制するために必要と言われているカード。
E-HERO ダーク・ガイア
最近強化されて一気に出しやすくなっためっちゃ攻撃力が高いやつ。自身の効果と素材の関係で高攻撃力の岩石族を必要としているので、攻撃力が高く、効果も岩石の中では汎用性が高い部類のコングレードはこのカードにとって非常に嬉しい存在。
イービルの強化タイミングとコングレードの登場タイミングが重なったのは、G-HERO コング・ガイアを使えというコナミからの粋な計らいであることは明らかです。
惜しむらくは攻撃表示を強制する効果が自分の場には影響しないことでしょうか。
未来へ
今度のパックでは若干岩石族のプッシュをしてくれるようで、ワンチャンあと1~2枚くらいは岩石族関連の新規が出てきてくれるかもしれません。岩石サポートが増えれば、その分コングレードの可能性も広がるというもの。
なんにせよ遊戯王OCGの歴史上「怒れる類人猿」以来の汎用ゴリラなので、皆さんもゴリラをデッキに入れて素敵なゴリライフをエンジョイしていきましょう。
*1:明らかにゴリラ見て書いてるけど名前がバブーン(ヒヒ)のモンスターとかは当然含みません。見た目に騙されないように気をつけましょう